30.10.2015 | from garden. |
今回は、フェンス空間の拡張とバラの冬作業に入りました。 手前のフェンスは以前に設置したもので、折り返して奥へとつなげます。 作業に入る庭ごとに制約はあるもの、決まりであったり希望であったり配慮だったりとさまざま。 全てに対応できる訳ではありませんが対応幅は工夫次第、間に合わせスキルの活かしどころ。 作業レシピは、拡張フェンス(H2200×600mm)4枚 木材2本+1 ステーと針金と塗料を少々。 隠し味に両面テープ(建築用) 木材の+1は先日作った荷台の引き出しから持ち出した分。 作業中に寸法を変えたり、予定をしていないところに資材を使ってしまったり 3や4mで2本取れる予定だったものが取れなくなってしまうというのは良くあります。 引き出しのストックは役立ちますが、塗装する必要があるので時間的にはあれですね。 さて今回の制約点は、出入りの幅と既存のフェンスに干渉させずビス等を打たず固定すること。 フェンスの前にフェンスをというのは、ウッドチップスではスタンダードな作業のひとつ。 アイアンフェンスの特徴は、木製エクステリアと比べ出幅を抑えることが出来る、 設置がやや容易である、その分で高さのある物は条件により強度を出し難いなどなど。 フェンス前の木材はゆとりがあるなら裏側へ、または角のパイプなどでも良いでしょう。 フェンス同で支え合い建物に当てている木材(ワイヤー固定)で、強度はそこそこ。 柱とした木材と建物に当てている木材を60mmくらいにすると、かなりしっかりとした雰囲気に変わるでしょう。 木製の特徴はそんなところ。 細かな点は植物が隠してくれるので強度さえ出せていればOKなのですが ぐんぐん遊びに行ってしまうような品種のバラは避けた方が無難でしょう。 正面フェンスのバラは冬作業を終え、フェンスの3割程を埋められました。 楽しめる景色に成ってくれたら嬉しいです。 道路面のアイアンに誘引しているバラは、アツベリック バルビエ。 空間に対する枝量は100%を超えており、アドバンテージはすでに十分。 まかなえる量は限られるので、来年活かせる良さげな枝と落とせる枝とを 選別しながら進みます。 ここまで終われば大したものと考えながら作業に挑むも・・ お昼過ぎからでは無理でした。 葉落としと軽剪定のみで時間切れ、枝を束ねて置いて次回の作業に。 アイアンフェンスとバラの冬作業。武蔵野市のガーデンより |
27.10.2015 | from garden. |
蚊の勢いが衰え木枯らし吹けば、冬は直ぐそこ。 今回は、パーゴラの施工と年内最後の管理作業に入りました。 東大宮までは道が空いていて1時間30前後、遠いからとはいえ早くに出発しないので どこかしらで混んでしまうと、少し早いけどお昼食べてから始めようかと迷うときも。 自然な木々で日陰になってしまい、活かしきれていなかった空間です。 バラで作る景色の補助とサッシ部分の隠しを兼ね、オフホワイトを基調にしたパーゴラを作ります。 新しく生まれた小さな空間、これから絡める植物と共に景色に馴染んでくれるでしょう。 管理作業はフェンスと生垣を超え、お隣に遊びに行ってしまった枝のまとめと剪定。 ランブラーの枝からは根が出ており、引っ張ってもなかなか戻ってこない・・。 遊びに行ってしまったオブラート。 問題ありになってしまわぬよう、定期的な管理を心がけましょう。 定期的といえば、ウッドチップスさんが年間管理を始めたみたいですよ。 シーズン最高の木陰に出会う。 日向も多く、作業しているお庭が見えるのもポイント高し。 休憩を終え作業再開、フェンスのバラは解けば誘引出来るくらいにまとめ。 パーゴラのバラはバランスを見ながら、間引ける枝を暗くなるまで剪定。 足場が悪くなるので基本的には片づけながらの作業となりますが 片付けをお任せ頂ける場合には、作業を先行させるという方法もありです。 いよいよ次回は冬作業、12月ごろを予定しています。 パーゴラの施工とバラの管理作業。さいたま市見沼区のガーデンより |
24.10.2015 | from garden. |
夏ごろの管理作業で刺してしまったバラのトゲ。 突き指をしたかのような痛みは、ようやくピークを過ぎて下降線。 このまま冬作業入りかとな思っていたので良かったです。 関節に深く刺してしまうと長引くことが多く、治るまではぶり返してくることも。 さて今回は、冬作業前の管理と扉の塗り替え作業に入りました。 比較的アレンジしやすく、色彩のポイントを作れる木製扉。 枠からでも扉からでも手間はそれほど変わらないので、色の決まっている扉から塗装を開始。 扉を開けたり閉じたり部分的に塗り始め、一度塗り二度塗りと乾くまでの間に 塗り替えを終えているフェンスにワイヤーを張ったり枝をまとめたり 同時進行で管理作業も抜かりなく。 植え込みの予定がありますが、汚れを引いてしまう場合もあるので翌日へ。 ビビットな雰囲気はイメージしていたよりもいい感じ。 枠色をクリーム多目のホワイトで塗装、色の濃いバラと合いそうですね。 アトリエからのバラの他、数本の植え込みと配置換えを終えて作業終了。 いよいよ次回は冬作業、2月~3月ごろを予定しています。 バラの管理と扉の塗り替え作業。国立市のガーデンより |
21.10.2015 | from garden. |
高尾山にほど近いお庭の作業、本日はバラではなくて植木の剪定。 フェンスとゲートを作った事から、虫の出ていた椿やら青木やら椿などを剪定する運びに。 得意ではない事をきっちり伝え、それでも良いということでお受けしていますが あの毛虫やそれらが居た痕跡に古いクモの巣などは本当に苦手なので・・。 状況によってはご相談をお受けできない事もありますよ、間違いなく。 日照条件の良いフロント付近は、それなりの剪定でまとめていますが 虫の悪さがお子さんに及ばないよう、裏庭の木はかなり空いています。 次回(夏ごろ)は、あまり切らないで良いかもなんて思うほど。 フェンスに掛かるミモザには沢山のカイガラムシ。 虫の糞やアブラは木工を傷める要因のひとつ。 目に付く場所なら、刷毛を近くにおいて置くのもよいですよ。 水につけてもくけなくても。 夏の剪定でゆとりの出来た作業時間、ゲートのリペアとリペイントを済ませ薬散を終えて作業終了。 エキナセアにもカイガラムシ。 植木の剪定と虫対策。八王子市のガーデンより |
19.10.2015 | from garden. |
真夏の暑さに耐え切れず、しばらく空けてしまったネコさん部屋。 扉が付いてようやく部屋にに。 これから居心地の良い季節、初夏くらいまで良い感じで使えるでしょう。 夏場に使用するならば、どうぞ対策を。 こちらの作業は解体から始め位置は庭のおくの奥、限られた加工スペースに解体資材をリサイクルしたこと 搬入に搬出その他もろもろ、一人で作業している僕には時間の掛かる作業になります。 ハードウッド(硬質木)のデッキと屋根で耐久性は飛躍的にあがりました。 それでもバラを引き込んだり屋根に乗せたりは、ちょっとあれかな。 作業が大変だった場所の場合、おおむね管理もということで。 冬作業開始まで2週間足らず、エクステリア作業は残り3つほど。 1つはこちらでまた来週。 テラスルームのネコさん部屋。国分寺市のガーデンより |
15.10.2015 | from garden. |
今回の作業は、ウッドフェンスの補修と塗り替え。 雨風に土ぼこり、バラの成長とともに木部分の傷みはかさみ既存の天場板は朽ちているような状況でしたが 天場以外は強度を残しており、この辺りで手を打てるならまだまだ使って頂けるようでしたので 補修作業のお願い(営業)を。 前々から補修を予定していたので誘引は軽め、バラの解しはスムーズに。 バラとの兼ね合いプラス、塗装が両面にわたることで発生する制約などなど 冬作業が終わり、春までに出来ればと考えていましたが 作業のタイミングが合わず、そこそこの誘引のままシーズンを迎えることに。 出来れば気持ちよくシーズンを迎えて頂きたいと思うところから 冬作業以降、開花までの期間で作業を予定することがありますが なかなか難しく、出来るか出来ないかは状況によりケースバイケース。 その場で対処出来うる範囲であれば、何かしらのついでに直しておくので お伺いする機会が多いほど、気が付かないうちに補修されているという仕組み。 補修だったり保護だったり、内緒の作業は仕事ではなく気持ちとして。 バラのフェンスを塗り替える。国立市のガーデンより |
12.10.2015 | from atelier. |
修理に持っていったパソコンですが、返ってきたのはやっぱりの台詞。 期待もほどほど、がっかりというよりは面倒だなという気持ち。 今週の庭仕事、フロントガーデン・ストックフェンス前のパーゴラを組み立てます。 フロントから眺めるヒルズガーデンに、ヒルズから眺めるフロントガーデン。 どちらも現実的な画が映り、写真に収めることのなかった空間です。 パーゴラにより結ばれた線の効果から バラの絡んでいない今でさえ、視界を絞れて来ました。 春ごろには、写せる景色(範囲)も広がるでしょう。 とはいえこの辺り、作業場も含め写真には残し難い場所ですよ。 それでは次回に仕上げを。 雨にぬれても落としても無くしたって困らない、メモ書き用の木っ端。 腰袋に常備している、よく使う道具のひとつ。 |
7.10.2015 | from atelier. |
2週間ほど前から嫌な音が聞こえてきた僕のパソコン。 これはまずいと、データのバックアップをとり始める。 週末まで待ってくれれば、一通り移せるかなと思っていたところ・・。 まったなしのクラッシュ。 数年ぶりに日の目を浴びる、故障中のみが出番となるノートパソコン。 取り急ぎ、使えるよう設定を済ませておけたのはせめてもの救い。 冬作業の連絡やらなにやらで、慌しくなる前でよかったのかな。 10月は作業(エクステリア)納めみたいな月、早く修理に出さないと。 |
5.10.2015 | from atelier. |
パソコンから聞こえ始めた異音が気になるところ・・。 週末の庭仕事は、ヒルズフェンスの嵩上げ。 作業し難い場所なので、あらかじめワーヤーを張っておく。 フェンスの上がり120mmは、バラの誘引効果を広げるための付属品。 ヒルズガーデンのエクステリアは、これにて完成(今のところ)。 今年のうちにしておきたかった作業もあと少し。 フロントガーデンの写せる景色(範囲)は、さらに広がる予定です。 さあどうでしょう。 バラの誘引効果とフェンスの嵩上げ作業。 |
3.10.2015 | from atelier. |
10月いっぱいまでの管理作業、終る頃までに使用する麻紐は4000mほどに。 次回の11月~10月までの分として4200mの麻紐を用意。 結構使うでしょ。 さて本日は、作業をせずにトラックに積んでいる道具の整理を。 便乗して新しい工具を増やしたことで、記憶から薄れた工具の盗難。 その対策として考えたのは、荷台にシークレットスペースを作りカギ付きの扉をつけること。 資材を用意し実際に合わせてみたところ、工具のケースを入れられるほど上げ底にすると 荷台が浅くなってしまうため断念しました。 測ってなかったから仕方ない・・。 車内に収納している工具の出し入れが馴染んできたので、それで良しとして 高さを半分にして、板の予備やらを積めるスペースに変更。 板が1枚足りなかったとか、スコップを積んで置けばよかったなんて悩みがこれで解消。 間仕切って3箇所の奥行きを調整、 ゆとりのない荷台に中途半端な1枚2枚を常時ストック。 作り自体は大したものではないけれど、わりと使えそう。 さらに資材や脚立を積み足し走る、働き者のちょぽた号は15年選手。 バラの冬作業シーズンが始まると、3分の2ほどの道具を降ろして身軽に。 |
1.10.2015 | from atelier. |
仕事先のお庭にあるバードハウスを視察してきました。 のきなみ満員だったライバル店、グルメゾンと一番の違いは部屋の広さ。 ライバルはスポンジサイズ、グルメゾンはお弁当箱サイズ。 そのスポンジから巣立った小鳥は6羽とか14羽とか・・。 作りかけの巣があったこと、入り口を小さくしたことなどで次は大丈夫だろうと考えていましたが ここはひとつ念を入れて、お弁当箱サイズから大きなスポンジほどの広さに調整。 防音と断熱が高まり、より快適な空間へ。 ※6号館のモスはそのまま。 そろそろ下見を始めたようで、メゾンの様子を伺っていました。 楽しみ楽しみ。 グルメヒルズの小鳥たちとグルメゾンの内装リフォーム。 |
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