29.2.2016 | from atelier. |
久しぶりにカニーを持ち出し、週末はなんだかんだで植え込みを十数本。 ストックフェンスから持ってきた鉢植え根抜き栽培のバラ。 2年目になりますが根はほとんど抜けていませんでした。 それなりに抜け出しているバラもあるので、これは品種によるところ。 鉢底を抜いてレイズドベッドにしようとも 根が地に定着するまでは、鉢植え栽培である事をお忘れなく。 あまりない育て方だと思いますが・・。 アトリエバラとして出荷するときは楽でしたよ。 形になる前に構想を変え、昨年迎えた(2期目)の多くが移籍。 新しい景色を目指して思い切りました。 作業台横のエキナセアがバラへと変わり、倉庫前と別館との景色をつなぐ空間に。 バラの小道と植え込み作業。 |
27.2.2016 | from atelier. |
リフォーム開始前から植わっている(1期目)、別館奥のカーディナル ド リシュリュー。 周囲のバラが入れ替わるなか、昨年頃から安定感を増し、花つき花もちの印象が好転。 3期目(ただいま植え込み中)となる、バラが自立してくるまで フランソワ ジュランビル、安曇野と共に(2期目)別館の軸となる景色を牽引。 数シーズン後には、ガラッと変わるイメージですが そこにたどり着くまでに変わってくる部分も、またあるでしょう。 予期せぬところからの発見は、感覚のプラスとなる部分なので シーズン毎に変化があるのは、良い事だと思っています。 移植による、景色となるまでの時間ロスはマイナス部分・・。 明日は最後の植え込みを予定、誘引作業はたぶんお休み。 カーディナル ド リシュリューの誘引作業とお供のバラ。奥庭編その8 |
24.2.2016 | from garden. |
庭をつくる前に確認したいのは・・。 バラいっぱいの景色にされたいのか、バラを楽しめる空間を作られたいのか。 バラを展開して行く上での仕立て方、これも確認しておくことのひとつ。 既存の壁面やアーチの範囲で形として行くのか、 建物を活かす場合の制約だったり、エクステリアの増設希望などなど。 展望を広げて行かれるのは、シーズン毎でも大丈夫。 なのですが、作り物なら夏ごろまでに、用意するものは秋ごろまでにを念頭に。 バラの優先度を上げて頂いた今回の冬作業。 建物を活かした事で枝を大きく展開、景色の広がりに期待。 取り回しプランの持ち掛けは、枝の様子次第。 1期目に植え込んだバラたちは、順調に枝を伸ばしており 2期目となる今回は、長尺バラを5.6本植え込みました。 ※重なっているため込み入って見えますが、実際はそうでもない。 アトリエの長尺バラを開放すれば・・。 確実にスタートダッシュ。 バラの冬作業・枝の展開と景色の広がり。横浜市青葉区のガーデンより |
22.2.2016 | from atelier. |
別館周りの誘引作業もそろそろ後半。 昨年の今頃はどうだったかな・・と調べてみると、3月中頃にしていました。 作り物が少なくなった分のゆとりですかね。 まとめていた枝(フランソワ ジュランビル)を振り分け誘引開始。 パーゴラの前方は諦めるとして、後と横はそれなりに形作れそうな感じ。 新規に植えたお供のバラが、添えてくれる色はどんなだろうというのも楽しみのひとつ。 ※お供のバラ(主力とするバラの刺し色的な存在だったり、枝の量が充実するまでの立ち位置だったり) 仕上げのシーズンではないので、組み合わせや誘引のパターンをいくつか試しており 次回もそんなところの作業を。 今シーズン主力となるバラ(枝の量的に)の誘引がおおむねまとまり、春の雰囲気が浮かんできました。 ここまでの麻紐使用量:2400m |
20.2.2016 | from atelier. |
雨になってしまったので予定を変えて軒下へ。 フェンスの裏手で思いのほか咲いてくれた、まだまだ小さなフィリスバイド。 わさわさしている夏の間は手を付け難く、アイアンの裏で元気な枝が折れていたりしますが 枝の取り回しを変えて行くので、夏ごろからは、どんどん枝を伸ばしてくれるんじゃないかなと。 窓のある面から折り返し、玄関へ向かう壁面に格子のフェンスを取り付けました。 成育条件がより悪くなる場所なので、絡めて行くというより 良い方向へ展開を広げて行くための中継ポイント的な役割。 春までのB計画は、残り2作業(気分が乗れば+1)を予定。 前倒し作業なので、解したまましばらく通行止め・・。 窓周りのアイアンと格子のフェンス。B計画#3 |
17.2.2016 | from garden. |
バラを扱う作業スキルが上がったようで、終わるかな・・と不安に思うことがなくなり トゲが凄いな・・もなくなりました。 ※マヒしたのではなく対策の向上によって。 こちら青葉区のガーデンは、前半(12月)と後半(2月)に作業を分け 今回がその後半、外壁面と中庭バラの冬作業・アーチとパーゴラへの誘引を行います。 ボビー ジェームズ、ロサ ムリガニー、フランソワ ジュランビル。 後半に手掛けるバラの一部です。 十二分に枝を広げる、アルべリック バルビエ。 写真に収まるかなりの範囲がバラによる景色となります。 深まりを迎える1期目に植え込まれたバラたち。 2期めのバラが来年頃からと考えれば・・ 3期目のバラが追いついて来る、数年後にはいよいよ。 バラ屋敷と呼ばれるまでに。横浜市青葉区のガーデン(外壁面)より |
14.2.2016 | from atelier. |
別館屋根を(前アトリエブルー)塗り替えました。 適当な作りなだけに、最低限のメンテナンスはしておかないと・・。 とりあえずこれで、倉庫屋根から別館屋根までの誘引作業が可能に。 アトリエに最も長く腰を据えている、クライミング アイスバーグ。 倉庫からフェンスに流れる辺りの景色が、わりと良かった前シーズン。 その辺りの仕立てを軸に手を加えてみました。 充実した枝から景色の深まりを期待させる倉庫区画、そして別館区画へ。 出来るだけ枝を残して広げたものの、やはりパーゴラまでは全然届きません。 まかなえる枝の量を何割も増やせる、これがエクステリアの新設効果。 この先は増設予定もないし、ゆっくり馴染んで頂きましょう。 次の予定は、別館周りの誘引作業。 バラの誘引作業+別館屋根の塗り替え。奥庭編その6 |
13.2.2016 | from atelier. |
フェンスの塗り替え作業を終え、パーゴラの塗り替え作業にシフト。 お馴染みの二度手間に成ってしまいましたが、塗り終えたパーゴラは良い感じ。 昨年の景色と比べると一目瞭然、別館周りの背景効果は急上昇。 バラに包まれる・・開花時のイメージが浮かんできます。 とはいえ肝心のバラが足りていないので、枝に余裕のあるバラでとりあえずの景色をつくり シーズンを重ねながら、イメージに寄せて行ければと思います。 新しく植えたバラが景色を作り始めるまでに、おおむね3年。 リフォームも3年目なので、上手く進めばちょうど今年が折り返し。 どのくらい変わってくるのか、とても楽しみ。 次は、別館屋根の塗り替えとフェンスへの誘引作業を予定。 バラの冬作業+パーゴラの塗り替え作業。奥庭編その5 |
10.2.2016 | from garden. |
埼玉県川口市の続きの作業は、およそ10mの壁面B。 誘引の下地設定は秋までに終えていますが、足りないと感じた場合は手間を惜しまず足しましょう。 不要になれば外すことも出来ますしね。 B壁面の軸となるバラは、アルベリティーヌ、アンジェラほか数本。 A壁面から伸びて来るバラと重なる日も、そう遠くはないでしょう。 バラを賄うスペースとしてはこと足りず 枝を持て余しているオベリスクを度々目にします。 そんな時には、運用方法を変えてみるのも一つの手。 巻くことに囚われず、中継ステーションとして枝を振り分けるも良し 精鋭ではない少数の枝で賄うも良し。 パイプアーチや支柱なども同様に、バラの成長(景色の変化)にともない使いかってが変わるもの。 難しいかなと感じたら無理して使わずバックヤードへ。 庭に手を入れていれば登場機会はまたありますから。 窓際のオベリスクに絡んでいる、アブラハム ダービー。 誘引は窓の開閉に支障をきたさない事を制約とし、四季咲きバラにアイアンフェンスを合わせて景色を調整。 春の景色づくりはおおむね完遂。 景色の変化を十二分に感じて頂けるシーズンになりそうですね。 バラの誘引作業とオベリスク。埼玉県川口市のガーデン(B壁面)より |
7.2.2016 | from atelier. |
先日、奥庭のフェンスをグリーンからライトブルーに変更と書きましたが 実はグリーンを混ぜているので、並べて見るとそんな感じになりますね。 手前2列目、下から4番目と5番目がバックヤードカラー。 となり、下から5番目が新しいアトリエブルー。 そんなフェンスの塗り替え作業は、枝の森をようやく抜け出し別館の区画へ。 しっかり解して置けば、手間も半分で済んだだろうに・・。 ここからはすいすいと進み、三角フェンスを塗り替えたところ 相乗効果というやつでしょうか、同色だったショートフェンスが引き立ちました。 フェンスの次はパーゴラ、その次は別館屋根と塗り替え作業はまだ続く。 バラの冬作業+フェンスの塗り替え作業。奥庭編その4 |
6.2.2016 | from garden. |
西東京市のガーデンまでは、およそ30分の道のり。 バラの状態(景色)を持ち直せればと頂いた相談により、初めての冬作業へ。 初期設定のまま空間に収まり、バラ任せで元気に咲いてくれるうちは問題も少ないですが 任せきれない程に育ってしまった、調子を落とす何かしらの要因に当たってしまった などの場合には、景色が求める改善点を見出し、対応してあげましょう。 季節ごとないし、少なくとも冬作業時には庭と対話するように。 緑のバランスとして日照条件のよろしくない方向へ枝を振る場合 精鋭ではない少数を。 眺める景色と管理の観点から、枝の量を割り出すとよいでしょう。 庭に対する方向性や景色の仕立ては、作り手により異なります。 ウッドチップス的なアプローチへとシフトされた事が 良い結果への兆しになれば何より。 ここまでの麻紐使用量:1800m バラの冬作業に置ける景色の見直し。西東京市のガーデンより |
4.2.2016 | from garden. |
管理作業でお伺いしている川口市のガーデンは、今回が初めての冬作業。 壁面の誘引設定は秋までの管理作業で済ましており、葉を落として頂いているので 冬作業の工程は残りふたつ。 まずはひとつめ、枝の解しとまとめ作業から始めます。 およそ20m(A)と10m(B)からなる、クラシックタイルの壁面。 アルベリック・バルビエ(A壁面)の枝を解し、再び絡まらないようリース仕立てに。 解し終えリースにするまでに3時間、全てをリースにすることなく誘引を進めて行くことも出来ましたが 時間的に中途半端な状態で終えてしまう可能性が高く、その場合は再度束ねる(帰るために)事になるので まとまっている状態で翌日の作業として置いておき、その他のバラを手掛けることに。 A壁面の軸となるバラは、アルベリック バルビエ、ボビー ジェームス、ロサ モスカータほか数本。 ふたつめの工程(誘引)を終え、展開した枝で壁面積の70%程は埋められたでしょうか。 昨年の春から枝を動かし始め、よもやここまで展開してくれるとは。 春の景色が楽しみです。 B壁面の冬作業はまた来週。 バラの誘引作業と壁面のリース仕立て。埼玉県川口市のガーデン(A壁面)より |
1.2.2016 | from atelier. |
ほぼ4月入りが確定となってしまった仕事の冬作業。 週末は譲れませんが、4月以降でも大丈夫な部分には手を出さないよう進めて行きます。 奥庭のフェンスがグリーン系からライトブルーに変わると、アトリエの壁面はブルー系で3色に。 端材の目地隠し効果が出ていたので、このさい全補修(目地隠し)してしまおうか・・。 と悩みましたが、板を引っ張り出すのが大変だったので諦めました。 春と冬とでは見えている景色が違うので、気になる部分も異なるところ。 逆手に取れば、春まで我慢し1シーズン先送れるということ。 アトリエだし。 ※端材は補強も兼ねています。 枝の解しが中途半なため、すき間から手を入れ塗っており このペースだと、もう2週は掛かりそう・・。 手直しの済んだ個所から、少しずつ冬作業を進めています。 バラの冬作業+倉庫前の塗り替え作業。奥庭編その3 |
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